日経225ミニの分析の仕方
日経225ミニのトレードをする上で、判断材料とするのが、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析です。
ファンダメンタルズ分析は、日本のGDP成長率や機械受注の数値などを見て、日経225にポジティブかネガティブかを分析して判断します。
テクニカル分析は、値動き、出来高などを加工して、今後の値動きを予想するために作られた指標を基に、相場の動きを分析します。
日経225ミニでは、レバレッジを利かせて、比較的短期の取引をすることが多いので、どちらかというとテクニカル分析の方が重宝します。
テクニカル分析の手法は、それこそ数え切れないぐらいのものが考案されていますが、先ずは以下の3つを押さえておきましょう。
・MACD(マックディー)
MACDは、トレンドを把握するのに非常に役立ちます。MACDは、MACDの線とその移動平均線であるシグナルの2つのラインから成り立ちます。
上昇トレンドであればMACDは上昇し、下降トレンドの場合はMACDの値も下落します。加えて、0よりも上の場合には上昇トレンド、0よりも下の場合には下降トレンドであることを示します。
売買サインとしては、 MACDが、マイナスに位置しており、シグナルが上抜けたら(ゴールデンクロス)買い。逆に、MACDが、プラスに位置しておりシグナルが下抜けたら(デッドクロス)売り、となります。
・RSI(相対力指数)
売られすぎ、買われすぎが分かる、オシレーター系のテクニカル指標です。逆張りをする時に使うテクニカル分析であり、30%を下回ったら売られすぎということで買い、70%を上回ったら買われすぎということで売り、となります。
但し、ここで注意したいのは、強いトレンドが発生した際には、100%近くや0%近くで張り付いてしまい、全然戻ってこないこともありますので、明確なトレンドが無いと判断できる際に使うようにしましょう。
テクニカル指標には、それぞれ良い点、悪い点がありますので、色々と試しながら、その時の相場や自分のスタイルに合ったものを貪欲に探して、有効に活用していきましょう。
・移動平均線
短期の移動平均線が、長期の移動平均線を上抜ければ(ゴールデンクロス)買い。逆に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下抜ければ売り(デッドクロス)。
トレンドフォロー型のトレードに向いていますので、強いトレンドが出てくる時に有効です。