Plane Crash Info.comのメソドロジー(方法論)
Plane Crash Info.comの事故率ランキングのメソドロジー(方法論)を、以下に示す。
飛行機事故は、極めてレアである。確率としては、1つのフライトで1人の乗客が死ぬのは、だいたい800万分の1の確率である。仮に、乗客が毎日1回、ランダムに飛行機に搭乗したとして、統計的には飛行機で死ぬまでに21000年以上かかることになる。
免責
このサイトでの「事故率」は、航空会社の安全性のプロファイルや将来の事故のリスクのアセスメントを提供するために用いられるものではない。
この「事故率」は、過去の事故から作成されたものであり、将来のリスクを予想、予測するものではない。
航空会社の安全性を評価するには、このサイトで使用していないものも含めて、たくさんの要素がある。この「事故率」は、特定の航空会社を保証したり、非難したりするものではなく、更には、忠告したり、断念させたりするものではない。
ここでの「事故率」と事故率の計算は、このウェブサイトの意見でしかなく、作成者は、この情報がどのように活用されるかに責任を負わず、更にこの情報によって発生したどんな出来事に対しても、いかなる法的責任を負わないものとする。航空会社の安全性レーティングは、完璧かつ広範囲なものを提供する営利団体がたくさんある。
事故率= D - (A *(B/C))
A = 対象とする航空会社の完了したフライトの数(百万)
B = 全ての航空会社の致命的イベント(調整済み)
C = 全ての航空会社のフライトの数(百万)
D = 対象とする航空会社の致命的イベント
Dの対象とする航空会社の「致命的イベント(調整済み)」は、以下のように計算される。
航空会社が以下の犠牲者を3つのフライトで出した場合
1番目:120人中120人が死亡
2番目:150人中75人が死亡
3番目:200人中5人が死亡
120/120 = 1
75/150 = 0.5
5/200 = 0.025
実際には、3つの事故が発生しているが、致命的イベント(調整済み)は、
1 + 0.5 + 0.025 = 1.525 となる。
対象データは、1987年1月 - 2007年12月までの20年間
原文ページ:http://www.planecrashinfo.com/rates.htm