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中古マンション価格査定ツール

中古マンションの査定には様々な方法があります。不動産会社によっては、参考にするデータも異なるのですが、取引事例比較法によって中古マンションを査定する際、多くの不動産業者は不動産流通近代化センターが発行している「中古マンション価格査定マニュアル」を使用して査定をするケースが多いです。

中古マンション価格査定マニュアルは「宅地建物取引業者が宅地または建物の査定評価額を述べる際は根拠を明示しなくてはならない」という昭和55年の宅地建物取引業法改正に伴い、居住用ファミリータイプのマンションを対象として開発され実用化されました。

中古マンション価格査定マニュアルの査定方法ですが、査定をするマンション(査定マンション)と類似したマンションを過去の売買事例からピックアップします。(このピックアップしたマンションのことを事例マンションと言います)。

そして、査定マンションとピックアップした事例マンション、それぞれに査定シートの項目ごとの評価点をつけ、比較することによって事例マンションの売買価格を基に査定マンションの査定価格を算出することになります。

マンション価格査定マニュアルは、「最寄り駅からの距離」「周辺環境」「所在階」「室内の状況」「築年数」「向きと日当たり」「眺望」「管理状態」「設備」など23の評価項目から査定をすることになります。

もし査定を依頼したい方が、ある程度の専門知識を持っているのならば、中古マンション査定ツールを使用することによって、不動産会社の査定とほぼ同様の査定価格を算出することができます。

しかしながら、ここで注意しなければいけないのは、査定項目の採点は査定担当者の主観も入ってくるため、必ずしも全く同じ査定価格にはならないということに留意しておいてください。

中古マンションの査定方法

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