Top >  中古マンションの査定項目 >  マンションの築年数と査定価格

マンションの築年数と査定価格

マンションの建物としての条件から明確に分かる点として、マンションの築年数が挙げられます。それでは、このマンションの築年数は査定価格にどのくらい影響するのかをご説明します。

不動産流通近代化センターの中古マンション価格査定マニュアルでは、 マンションの築年数15年までは、築年数1年につき−1.5%が査定の評価基準 とされています。

築10年のマンションを基準に築年数が新しくなればなるほど1年につき 1.5%査定価格は上がり、築年数が古いほど1年につき1.5%査定価格は下がる査定評価方法が、不動産流通近代化センターの中古マンション価格査定マニュアルでは採られています。

さらに築年数16年〜20年では古くなるほど1年毎に−2.0%、築年数21年以上では1年毎に−2.5%加算されていきます。

築1年(築10年に+13.5%)
↑1年毎に+1.5%加算

築10年(0.0)
↓1年毎に−1.5%加算
築15年(築10年から−7.5%)
↓1年毎に−2.0%加算
築20年(築10年から−17.5%)
↓1年毎に−2.0%加算

上記の築年数による査定評価から見ていくと、マンション買い替えを計画する場合には、築年数10年以内の方が高く売却できる可能性が高いので、資金計画も余裕を持って策定できるということが言えます。

加えて、近年では、頻発する地震や耐震偽装問題などの発生によって耐震基準が関心を集めています。
このため、単純な築年数だけでなく、新耐震基準が施行された1981年(昭和56年)6月1日以降に建築確認を受けたマンションなのかどうかといった点も、単なる築年数だけではなく、査定価格に影響を与える要素となります。

中古マンションの査定項目

関連エントリー

利便性に関する査定項目 同一マンションの査定評価 マンションの築年数と査定価格


スポンサードリンク